空模様が急激に変わりやすい夏の天気。出かける前に洗濯物を部屋干しにする人も多いですよね。前回の記事では、洗濯のプロ・洗濯ハナさんに部屋干しのポイントや小物類を効率よく干す方法を教えてもらいました。今回は乾きにくい洗濯物にぴったりの便利アイテムを紹介します。
教えてくれたのは……
洗濯ハナさん
おうちクリーニング研究家。洗濯ライターとしても活動中。洗剤のレビューや洗濯に関する疑問を解決するブログ「洗濯ラボノート(https://bloghana.xyz)」を運営。
【1】厚手のトップスに◎ DAISO「くるっとマルチハンガー」
肩の部分がくるっと回転するハンガーです。肩の部分は伸ばすことができるので、男性の大きめの服にも使えます。
サイズはW43×D1.2×H20cm。¥110

衣類をかけてから肩部分を回転させます。肩にパットが入ったような状態になり、衣類の内側に空間がつくられ乾きが早くなります。

「スウェットやリブニットなど、生地がやや厚手の衣類におすすめです」
【2】フード部分の生乾き臭を防ぐ! DAISO「フード&ハイネックハンガー」
フード部分を持ち上げて乾かすハンガーです。フードの首元や内側にしっかり風が通るので生乾き臭が残ることなくスッキリ乾かせます。
サイズはW13.3×D3×H20.3cm(たたんだ状態)。¥110

サイドのアームがたたまれた状態で袋に入っているので、アームを後ろに回しフードを干す部分を立たせてから使います。

パーカーを吊るしたハンガーをフックにかけ、フードを後ろのアームに固定します。「他のハンガーよりもフードの形がきれいに整うので干していて型崩れすることもありません。冬はタートルネックを干すときにも使えますよ」
【3】かさばるバスタオルに DAISO「浴室干しバスタオルハンガー」
部屋干しをする洗濯物の量が多すぎて、バスタオルを干す場所がない……という経験はありませんか? そんなときはこの横幅が伸びるバスタオル用ハンガーを使えば問題解決!
サイズはW44.8〜70.5×D1.3×H9.7〜23.7cm。¥110

ハンガーの端を引っ張ると横幅が最大約70cmまで伸びるので バスタオルを折りたたまずに干すことができます。

「タオルを通す部分が広く、厚手のバスタオルもサッとかけやすいんです。 ハンガーのフックも大きめなので、太めの洗濯ポールにも使うことができます。しかもフックは熱に強いポリカーボネートフック素材。浴室乾燥や外干しで使用しても劣化しにくいのがポイントです」
乾きにくい衣類やかさばるバスタオルも、便利アイテムを活用すれば部屋干しでもバッチリ乾かすことができます。大切に扱いたい、お気に入りの衣類もこれで安心です♪ ぜひお試しくださいね。
【お問い合わせ先】
DAISO
https://www.daiso-sangyo.co.jp/
※店舗によって取扱の種類、在庫が異なる場合があります。
撮影/山下忠之 取材・文/丹下紋香