意外な場所を整えて「二重あご」が改善…?プロが教える「簡単エクササイズ」

美ST世代は太っていても痩せていても、あご下のたるみに悩んでいる方が多いのでは?何をやっても効果がないと諦める前に、実は日々のケアで二重あごは改善できるんです。

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開いた肋骨を正しい位置に戻す

頭が肩より前に出るストレートネックになると常に首や肩に10~20kgの重りをぶら下げているのと同じ状態になり、あご下~首に大きな負担がかかり二重あごの原因に。巻き肩やストレートネックの改善には、開いた肋骨をきゅっと締めるのが必要不可欠です。あご下から首の筋膜を下方向に引っ張る原因となる姿勢を改善することで、シャープなあごラインを手に入れましょう。

7・7・3の呼吸エクササイズ

肋骨を締めるには、呼吸を司る横隔膜を動かすのがポイント。まずは凝り固まっている背中から腰に呼吸を入れて膨らませる7・7・3の呼吸エクササイズを。膝を抱えて丸まるポーズをとって、鼻から7秒息を吸って、鼻から7秒かけて吐き、3秒キープ。それを3回続けることで、背中から腰をしっかりゆるめて。

POINT

【お腹がつかない場合】
膝でお腹を押さえて息を吸うことで、背中側を膨らませるため、膝がお腹につかない人はタオルを入れて行って。

【おでこがつかない場合】
かかとをしっかりお尻につけるのがポイント。背中が硬くてお尻が浮く人は、おでこの下に握りこぶしを入れて調整を。

教えてくれたのは

佐藤由美子さん(55歳)
美容家・顔筋膜リフト・セルフケアトレーナー

ヨガインストラクターを経て「YUMIKO式・筋膜リフト美顔」を考案。オンライン講座が大人気に。著書『一生、進化する筋膜リフト美顔』も好評発売中。

2025年『美ST』1月号掲載
撮影/財津裕也 取材/佐藤理保子 再構成/Bravoworks,Inc.

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